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“体調不良、頭痛、肩凝り、腰痛、疲労感”当時はその理由が分かりませんでした。
今ははっきり分かります。それはハードな仕事による精神的ストレスでした。
通院し、「自律神経失調症」と診断され薬は処方されましたが、なかなか体調は元に戻りませんでした。改善したいという率直な思いから、漢方やハーブ、呼吸法やカイロプラクティック、そして鍼灸等をいろいろを体験しました。
そんななかで「アロマ」と出会いました。その最初の精油はラベンダーとペパーミントでした。
驚きました。その後、地域の皆様にも伝えたいという思いからショップとサロンを開業、アロマ教室も開講しました。講習の受講生にはいろいろな職業の受講生がいらっしゃいましたが看護師の方も多く、そのなかの看護師で勤務先の「高齢者介護施設」における利用者の方の「落ち着き」等の報告は、アロマの団体の機関紙だけでなく、日本アロマセラピー学会そしてテレビ東京でも紹介されました。
その後、縁あり「高齢者介護事業」に携わりました。その時に認知症介護のこれからの重要性を認識するとともに、アロマによるアルツハイマー病への効果の可能性も注目されていましたのでアロマに加え日本認知症予防学会の「認知症予防専門士」資格を取得し、現在は「新潟市認知症対策会議地域連携推進会議委員」を委嘱されています。
新たな商品は「天然精油をマイクロカプセルに封入」し、これを紙に吸着させ就寝時に使う「枕シート」です。「簡便に使用」できるようにいたしました。
マイクロカプセルは、大きさが10~20㎛位で、目では見えず触った感触も全くその存在が分かりません、人間は一晩に平均24回寝返りするそうですが、その時にカプセルが壊れて香りが出てきます。天然製油をマイクロカプセルに閉じ込めることによって精油の酸化=劣化を防ぎ保存性が高まります。
新潟大学工学部田中眞人名誉教授の資料
マイクロカプセルについては、長年研究されていらっしゃる新潟大学工学部名誉教授田中眞人先生より指導をいただいております。マイクロカプセルは、消費者の皆様が懸念されているような材料ではなく、各種の食料品にも使用されている可食性で「生体適合性ある」素材からつくられております。
また新商品の枕シートは、室内に香りが広がるデイフューザーに比べ、「パーソナルに使用」できるため、好みの違い等による同室の家族等に影響を及ぼすことが少ないですし、更に「希少性の高い精油の効率的な使用」が可能です。
社会の変化のスピードがどんどん高まってきています。
またメディアの発達によって情報がどんどん更新され流入量が増え続けています。
国際化がすすみ、国を越えて世界の情報が流入し時々刻々と対応せざるをえません。
私たちは精神的ストレスに日々見舞われ心身が影響を受けています。これらの精神的ストレスは漸増的に増加していますが、今年のコロナ禍は接触を妨げるため、休業・休校等を余儀なくされ、その精神的肉体的ストレスは急激に増大しています。
だからこそ心身はそのストレスを緩和するための「癒し」を求めています。
~キャノンの緊急反応~
「ストレス」長嶋洋治=監修 渡辺由貴子・渡辺覚=著より
通常、猫は犬に遭遇すると逃げます。吠えられれば特にそうです。これはオリに入れられて逃げることのできないネコがどうなるかという実験です。猫は、『呼吸数増大、脈拍数増大、血圧上昇、瞳孔拡大、脳・筋肉への血管拡張、皮膚・内臓への血管収縮、胃腸の運動低下』という状態になっていることを「ストレス反応」として米国生理学者ウォルターキャノンが発表しています。
私たちが自分を癒したいときの方法はいろいろあります。その一つに香り=嗅覚を使うことがあります。香りを嗅いで落着くことを“迷信”ではないかといわれますが、下記はそのエビデンスです。
私がアロマショップを経営しているときに、新潟大学医学部名誉教授の新島旭先生が訪ねて来られました。新島先生が「私が実験してみましょう」といわれ、下記は実験された結果で大変に貴重なデータです。実験結果は次の通りです。
ラベンダーアンガステイフォリアが副交感神経系を高め、交感神経系を抑制し
グレープフルーツは逆で副交感神経系を抑制し、交感神経系を高めるという結果です。
先生によるこの実験結果は「アロマの科学的根拠」として知られることになります。
(ラベンダーにもいろいろな種類があります。先生が使われた精油はアンガステイフォリア種でラベンダーの代表的なものですが、同じラベンダーでも種類によっては同じ結果をもたらさないものがあります)
新島旭先生のところには外国から日本を訪れる自律神経系の著名な研究者が頻繁に訪れていたとお聞きしております。
新潟大学医学部新島旭名誉教授による資料
香りは植物がつくる天然な精油を使っています。それはアレルギーを避けるためです。
私がアロマのお店を経営しているときにご来店された女性のことです。その方は香りが苦手で化粧をしないとのことでした。その方が「このお店の香りは大丈夫!」といわれました。
私も同じで幼い時からそうです。1時間半位頭痛と吐き気が続くことがあります。それらのことは天然の精油の場合ほとんどありません。
天然の精油=香りは植物がつくります。植物のからだの成長は光合成によってつくられますが、更に自身を守るためにトゲをつくったり、化学兵器としての精油=香りもつくります。また受粉を促進する目的で、昆虫を呼び寄せるために蜜をつくりますが、それを伝えるために香りをつくり呼び寄せるわけです。その香りもやはり植物が光合成でつくります。
現在、地球温暖化問題がクローズアップされています。土地の開発がすすむなかで植物の伐採もすすんでいます。二酸化炭素の吸収や私たちに癒しの香りを生産する植物を生産する畑や森林面積が広がることも願いです。
下記は光合成の図です。植物による精油=香りの生成は光合成でつくられます。
光合成による精油生成
ラベンダーの精油にはラベンダーという成分があるわけではなく、250種類位の成分が含まれています。そのラベンダー精油1滴(0.05ml)には、主要な成分であるリナロール分子C10H18Oだけで「1,000兆個」を超えて存在します。私たち一人ひとりの身体は60兆個の細胞をもつと言われています。日常の感覚からするとその数も巨大に感じますが、精油1滴に含まれる分子数は目が眩むほどです。
まだアロマ枕シートは製造していません。
もちろん試作は完了していますが、本格製造はこのクラウドファンディングが成立した後が初回製造になります。新潟県工業技術総合研究所の方の技術支援、新潟のメーカーの方々との試行錯誤のなかから開発されたものです。皆さまの応援金をこの製造費用に使わせていただきます。
返礼させていただきます枕シートの種類をご紹介させていただきます。
ご存知の通り植物にもいろいろな種類があり持っている香りは異なります。私たちも人によって好みが違ったり同じ人でも日によって好みが変わったりします。また同じ植物でも花・葉・木部等の部位により香りは異なりますし、生息地やその年の環境によっても異なります。
枕シートは次の5種類を用意しています。お好みやその時に使いたい香りを選んでください。
今後更に種類を増やしていきたいと思います。また天然ですので精油の香りは一定ではなくワインと同じように毎年やや異なりますのでご了承ください。また採れる量も限定されます。
使用する精油については、植物の種類(学名)、産地、抽出年月、混ぜ物がないか成分表等を確認しています。
A.使い方
1晩に1枚をお使いください。使用頻度はそれぞれによって個々人によって週に1枚~3枚程度を想定していますが
食事でご飯やパンまた蕎麦等を食べるのと同じようにその時の好みによっていろいろな種類もお試しください。
B.消費期限/ 製造後3年間
クレジット以外でのご支援も承ります。
お問い合わせは下記にお願いします。
新潟市中央区上大川前通七番町1230-7
ストークビル鏡橋7階
(11/1より移転いたしました。)
アロマジャパン
久保 やすお
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プロジェクトオーナー
久保やすお